青空教室・ボール1個と地球1個それと仲間たちー岡崎市のミニバス(U12)U15バスケ INFINITY(インフィニティ)ー
突然体育館が使えなくなる。
これは、バスケットボールのチームにとっては致命的なピンチ。
体育館がないんだ、、じゃあ休みにするしかないね、、
というのもひとつ。
体育館がないんだ☆んじゃ、外でやっちゃうかっ(^o^)/
というのもひとつ。
子どもたちには、致命的なピンチのように思える環境を
考え方ひとつで楽しみながら成長できるチャンスに変えられることを知って、
そしてたくさん体験してほしい。
昔、ひとりの小学生が、
バスケのクラブチームでとてもツラい目にあい続けていたにも関わらず
チームを離れたら他のところではバスケを続けられないようにされると悩んで
大好きなバスケの練習に、毎日涙をこらえて通っていた。
そんな時に、とある大学の女子バスケットボール部の顧問の先生が
「バスケットは、ボールが1個と地球が1個あれば楽しめるスポーツ」
だから、チームを離れてバスケットができなくなるなんてあり得ない。
と、何度も声をかけてくれて、一緒にバスケットをやらせてくれた。
そして、バスケが大好きだけど、バスケを嫌いになりそうだったピンチの小学生は、
バスケの世界がもっともっと広くて大きな世界だってことを知るチャンスを得た。
チームスポーツだからあらゆる場面で社会性を学んでいくことになる。
自由だからといって無法者になってしまっては、仲間と本当の喜びをわかちあえない。
だからバスケを楽しみたいのならルールを守らなきゃいけない。
ルールを守らなきゃバスケをしちゃいけません!!
ってことで、5つファウルをしたらもうプレーはできない。
ただ、屋根がない、壁がない、ゴールがない、床がない、、、
そんなことくらいでバスケットをあきらめる必要はない。
子どもたちは、外でだってよく笑うし、よく走る。
ある映画で言っていた。
「子どもたちの”笑い”は”絶叫”の10倍のエネルギーになる」
本当にそうだと思う。
ゴールが無いなら作ればいい。
体育館が使えるようになって、試合をできる日がきたら
みんなでみんなを盛り上げるための円陣をやりたい!ってみんなで練習した。
ボール1個と地球1個。それから一緒に笑って、一緒に走る仲間たち。
ピンチはもう、いつもは体験できない特別な思い出に変わった。
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